映画『ザ・マスター』あらすじ(ネタばれナシ)・みどころ・解説・感想

日本では2013年3月22日に公開された映画『ザ・マスター』。

この記事では、映画『ザ・マスター』のあらすじ(ネタばれナシ)・みどころ・解説・感想をご紹介します。

フレディは、第二次世界大戦に従軍していたことで、PTSDを発症していました。そして、アルコール依存症に陥り、生きるか死ぬかの生活をしています。そんなフレディはある日、新興宗教のリーダーであるランカスターに出会います。そして、2人はマスターと従者の関係で、距離を近付けていきます。しかし、何事も暴力で解決しようとするフレディは、新興宗教の教えには合っていませんでした。

映画『ザ・マスター』のあらすじ(ネタバレなし)

フレディ・クエルは、第二次世界大戦の帰還兵でした。そして、戦争によるPTSDによって、アルコール依存症となってしました。そして、仕事を転々としながら、自ら密造酒を作ります。その密造酒が、新興宗教のリーダーであるランカスターに気に入られます。その結果、フレディはランカスターの下で暮らすことになります。ランカスターの独自療法を受け、フレディは次第にランカスターを信奉するようになります。しかし、フレディは、新興宗教の教えを守らず、何もかもを暴力で解決しようとします。その姿勢が、やがてメンバーとの関係悪化に繋がっていきます。

映画『ザ・マスター』のみどころ

「ザ・マスター」の見どころは、主人公フレディと、新興宗教の創始者であるランカスターとの関係性です。基本的には、宗教のマスターとその信奉者という関係です。しかし、時に恋愛に近い感情が生まれたり、依存のような関係になったりします。そのような、ひと言では表せない関係がどのようなものなのかを考えながら視聴していくと、きっと楽しめるでしょう。そして、2人を演じるホアキン・フェニックスと、フィリップ・シーモア・ホフマンの演技力にも注目です。フレディとランカスターはそれぞれ、異常なキャラクターです。それが、2人の演技力によってしっかり表現されています。

映画『ザ・マスター』の解説

「ザ・マスター」は、2012年に公開されたアメリカ映画です。そして、主人公は、実在する新興宗教の創始者をモチーフにしているとされています。そのため、作品の内容とは関係のないところで、新興宗教からの圧力がかかったなどの噂が出回る結果となりました。しかし、特に問題なく公表され、批評家の間でも高い評価を得る結果となります。第69回のヴェネツィア国際映画祭では、2番目となる銀獅子賞と、最優秀男優賞を受賞しました。さらに、受賞こそしていないものの、第85回のアカデミー賞と、第70回のゴールデングローブ賞にもノミネートされています。

映画『ザ・マスター』の感想

「ザ・マスター」は、何らかの問題を抱えた人が大勢登場します。その人たちを演じるのは、演技力に定評のある俳優陣です。まるで、俳優本人が、登場人物と同じような問題を抱えているのではないかと錯覚するほどの演技力です。その演技力によって、しっかりとストーリーに入り込むことができるでしょう。

映画『ザ・マスター』の登場人物・キャスト

フレディ・クエルホアキン・フェニックス
ランカスター・ドッドフィリップ・シーモア・ホフマン
ペギー・ドッドエイミー・アダムス
ヘレン・サリヴァンローラ・ダーン
エリザベス・ドッドアンビル・チルダーズ
ヴァル・ドッドジェシー・プレモンス
クラークラミ・マレック
ジョン・モアクリストファー・エヴァン・ウェルチ
ビル・ウィリアムケヴィン・J・オコナー
ドリス・ソルスタッドマディセン・ベイティ
ソルスタッド夫人レナ・エンドレ
ミルドレッド・ドラモンドパティ・マコーマック

映画『ザ・マスター』のスタッフ

監督ポール・トーマス・アンダーソン
脚本ポール・トーマス・アンダーソン
製作ジョアン・セラー
ダニエル・ルピ
ポール・トーマス・アンダーソン
ミーガン・エリソン
製作総指揮アダム・ソムナー
テッド・シッパー
撮影ミハイ・マライメア・Jr
音楽ジョニー・グリーンウッド
編集レスリー・ジョーンズ
ピーター・マクナルティ