映画『キング・オブ・コメディ』あらすじ(ネタばれナシ)・みどころ・解説・感想

日本では1984年5月19日に公開された映画『キング・オブ・コメディ』。

この記事では、映画『キング・オブ・コメディ』のあらすじ(ネタばれナシ)・みどころ・解説・感想をご紹介します。

コメディアンとしての成功を夢見るルパートは、有名コメディアンのジェリーに売り込みをかけます。しかし、その売り込みには失敗してしまいます。それでも諦めないルパートは、ジェリーにしつこく付きまといます。そして、ついにはジェリーの誘拐を実行します。偽物の銃を突きつけながら、ルパートは自らをテレビショーに出演させるよう、ジェリーを脅迫します。

映画『キング・オブ・コメディ』のあらすじ(ネタバレなし)

中年男性のルパート・パプキンは、コメディアンとして有名になるのが夢でした。そのために、有名コメディアンのジェリー・ラングフォードに、自らを売り込むことを考えます。そして、知人のマーシャに協力してもらい、熱狂的なファンからジェリーを救うフリをします。その結果、ジェリーとの接触には成功しました。しかし、自らの売り込みには失敗してしまいます。それでもルパートは諦めず、ジェリーの別荘まで押しかけます。そこでもジェリーに拒絶されたルパートは、ジェリーを誘拐します。そして、ジェリーのテレビショーに出演させるよう、脅迫するというストーリーです。

映画『キング・オブ・コメディ』のみどころ

「キング・オブ・コメディ」の見どころは、主人公ルパートの狂気です。自身の目的のためであれば手段を選ばない異常さが、ヒール役として魅力です。そのため、人として好きになれないながらも、ルパートの魅力に引き込まれるかもしれません。そのルパートを担当する、ロバート・デ・ニーロの演技も、見どころのひとつです。また、作品として、現実と幻想が入り混じっているという特徴があります。ルパートの妄想が、まるで現実のように描かれます。そして、何が現実で、何が幻想なのかは、明らかにされません。そのため、視聴した人によって、捉え方が大きく変わるようになっているのも面白いポイントです。

映画『キング・オブ・コメディ』の解説

「キング・オブ・コメディ」は、1982年に公開されたアメリカ映画です。監督のマーティン・スコセッシは、ロバート・デ・ニーロに別作品のオファーを出します。それに対して、デ・ニーロは、自身が手に入れたこの作品の脚本を持ち出します。そのような経緯で、制作が決まりました。ただ、興行成績は、制作費に1,900万ドルをかけたにも関わらず、収入が約250万ドルと、大幅な赤字です。しかし、作品としての評価は非常に高く、世界中の俳優やコメディアンにファンが大勢います。そして、第36回のカンヌ国際映画祭では、スコセッシがパルム・ドールにノミネートされました。また、第37回の英国アカデミー賞でも、複数の部門にノミネートされています。ポール・D・ジマーマンは、そこで脚本賞を受賞しました。

映画『キング・オブ・コメディ』の感想

「キング・オブ・コメディ」は、傑作映画のひとつとして扱われることが多いです。そのため、映画ファンであれば、視聴しておいた方が良いでしょう。そして、結末をどう受け取るのかは、見た人次第です。どのような結末となったのか、自身の解釈を知るためにも、ぜひ視聴してみましょう。

映画『キング・オブ・コメディ』の登場人物・キャスト

ルパート・パプキンロバート・デ・ニーロ
ジェリー・ラングフォードジェリー・ルイス
リタ・キーンダイアン・アボット
マーシャサンドラ・バーンハード
キャシー・ロングシェリー・ハック
トニー・ランドールトニー・ランドール
エド・ハーリヒーエド・ハーリヒー
バート・トーマスフレデリック・デ・コルドヴァ
受付係マーゴ・ウィンクラ―
ジョノキム・チャン
番組ディレクターマーティン・スコセッシ

映画『キング・オブ・コメディ』のスタッフ

監督マーティン・スコセッシ
脚本ポール・D・ジマーマン
製作アーノン・ミルチャン
製作総指揮ロバート・グリーンハット
撮影フレッド・シュラー
編集セルマ・スクーンメイカー