映画『ファニーゲーム』あらすじ(ネタばれナシ)・みどころ・解説・感想

日本では2001年10月20日に公開された映画『ファニーゲーム』。

この記事では、映画『ファニーゲーム』のあらすじ(ネタばれナシ)・みどころ・解説・感想をご紹介します。

「ファニーゲーム」は、一般的な家庭であるショーバー一家が、2人の異常な若者によって、事件に巻き込まれるという作品です。基本的には希望がない内容で、胸糞の悪い展開の映画の代表作として扱われることも多いです。そして、ご都合主義やメタファクチャーの要素を積極的に使用して、ショーバー一家の状況が徐々に悪くなっていく展開が特徴です。

映画『ファニーゲーム』のあらすじ(ネタバレなし)

ゲオルクと妻のアンナは、息子のショルシとペットの犬を連れて、別荘へとやって来ました。そこへ、ペーターという若者が、卵を分けてもらいに訪ねて来ます。最初は礼儀正しかったペーターですが、次第に態度が横柄になっていきます。また、ペーターの友人であるパウルという青年も現れます。ペーターとパウルは異常さが増し、ついにゲオルクへ暴行を働きます。さらに、アンナたちをソファに縛り付け、一家が翌日まで生きていられるかどうかの賭けを持ち掛けます。そうして、何の罪もない普通の一家が、異常な若者たちの凄惨なゲームに巻き込まれていくというストーリーです。

映画『ファニーゲーム』のみどころ

「ファニーゲーム」の最大の特徴は、何の救いもない胸糞の悪い展開です。何の変哲もない一般人が、異常者によって人生を狂わされる様子が描かれます。そのため、怖いもの見たさで視聴することをおすすめします。ただ、暴力的なシーンは、表に出ないように工夫してあります。さらに、作中の登場人物が、映画の中の世界であることを理解しているような、メタファクチャーの要素も含まれます。したがって、現実的ではない、あくまでもフィクションとして視聴できます。しかし、それでも戦慄してしまうほどの展開のおぞましさが、この作品の見どころです。

映画『ファニーゲーム』の解説

「ファニーゲーム」は、1997年にミヒャエル・ハケネによって制作されたオーストリアの映画です。そして、第50回カンヌ国際映画祭の、コンペティション部門で上映されました。しかし、内容があまりに凄惨であったため、上映中に観客が何人か退出したという逸話が残っています。さらに、イギリスのロンドンやロシアでは、ビデオの発売禁止運動が起こりました。そして、2008年には、ミヒャエル・ハケネ監督がセルフリメイクした、「ファニーゲーム U.S.A.」が公開されています。アメリカに舞台を移した作品で、基本的な内容は変わりません。そのため、1997年公開の「ファニーゲーム」同様、凄惨な映画の代表として扱われます。

映画『ファニーゲーム』の感想

「ファニーゲーム」は、視聴した後に幸せな気分になれる映画ではありません。その凄惨な内容から、人を選ぶ作品です。しかし、映画としてのクオリティは非常に高いです。そのため、恐ろしいものを見たいという人は、「ファニーゲーム」を視聴してみると良いでしょう。

映画『ファニーゲーム』の登場人物・キャスト

アンナスザンヌ・ロタール
ゲオルクウルリッヒ・ミューエ
パウルアルノ・フリッシュ
ペーターフランク・ギーリング

映画『ファニーゲーム』のスタッフ

監督ミヒャエル・ハネケ
脚本ミヒャエル・ハネケ
製作ファイト・ハイドゥシュカ
撮影ユルゲン・ユルゲス