映画『さよなら子供たち』あらすじ(ネタばれナシ)・みどころ・解説・感想

日本では1988年12月17日に公開された映画『さよなら子供たち』。

この記事では、映画『さよなら子供たち』のあらすじ(ネタばれナシ)・みどころ・解説・感想をご紹介します。

1944年のフランスがドイツの占領下にあった時代のお話です。
主人公の少年が、クリスマスの休暇を終えて寄宿学校に戻ります。
すると、校長先生が転校生を三人連れてきます。
そのうちの一人が主人公のクラスに入ることになり、とても賢い転校生に興味を持ちます。
しかし、ある日、その転校生が偽名を使用して学校に匿われているユダヤ人であることを知ってしまいます。

映画『さよなら子供たち』のあらすじ(ネタバレなし)

ドイツの占領下であるフランスにある、カトリック寄宿学校でのお話です。
1944年、主人公のジュリアンは、寄宿学校で学ぶ学生でした。
ある日、学校に転校生が三人やってきます。
そのうちの一人のジャンという少年が、ジュリアンと同じクラスになります。
少しずつ、友達関係が築かれていきますが、転校生の三人にはとある秘密がありました。
実は、転校生たちは、ユダヤ人で、校長先生が学校に匿っている少年たちだったのです。

しかし、ある日、ユダヤ人を匿っていることがばれてしまい、校長先生と三人の少年は、ドイツ軍に連行されてしまいます。

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この作品は、監督の自伝的作品ということで、エンディングで監督のナレーションが流れます。
転校生たちと校長先生が連れ去られた日のことを忘れられないという内容のナレーションは、心を打たれます。
出演している少年たちは、スカウト等で選ばれた少年たちですが、自然な演技で、自然な表情で演じている姿は、この作品の見どころとなっています。
何気ない風景や、映画で流れる音楽というのもとても素敵で、悲しい物語ですが、その作品をより一層深いものにしてくれているため、映画の内容だけではなく音楽や映像というのにも注目してみるのがおすすめです。

映画『さよなら子供たち』の解説

この作品は、1987年8月29日にイタリアで公開された映画です。
日本での公開は、1988年12月17日。上映時間は、104分となっています。
1987年のヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞を受賞し、1988年のセザール賞で作品賞・監督賞・脚本賞などを受賞しています。
多くの賞を受賞している、名作です。
この映画は、1987年に製作されたフランス映画で、脚本から製作、監督までを努めたルイ・マル監督の自伝的作品となっています。
少数人数のスタッフで製作され、出演者はスカウトなどで選ばれた無名の少年たちです。
子どもたちのクセや表情を研究し、素晴らしい演技を引き出しています。

映画『さよなら子供たち』の感想

自伝的作品ということですが、とても悲しく心の残る作品です。
当時の戦争の辛さなどを感じることができ、映画が終わった後も、戦争についていろいろと考えさせられる作品となっています。
自分ならどうするかなどを考えるきっかけになれる作品です。

映画『さよなら子供たち』の登場人物・キャスト

ジュリアン・カンタンガスパール・マネッス
ジャン・ボネラファエル・フェジト
ジュリアンの母フランシーヌ・ラセット
フランソワ・カンタン(ジュリアンの兄)スタニスラス・カレ・ド・マルベール
ジャン神父フィリップ・モリエ=ジュヌー
ミシェル神父フランソワ・ベルレアン
ジョゼフフランソワ・ネグレ
ダヴェンヌ(ピアノ教師)イレーヌ・ジャコブ
フローラロレンツァ・インドーヴィナ

映画『さよなら子供たち』のスタッフ

監督ルイ・マル
脚本ルイ・マル
製作ルイ・マル