映画『時計じかけのオレンジ』あらすじ(ネタばれナシ)・みどころ・解説・感想

日本では1972年4月29日に公開された映画『時計じかけのオレンジ』。

この記事では、映画『時計じかけのオレンジ』のあらすじ(ネタばれナシ)・みどころ・解説・感想をご紹介します。

「時計じかけのオレンジ」は、近未来のロンドンが舞台です。ベートーヴェンを愛する主人公のアレックスは、不良仲間たちと毎夜連れ歩き、暴力の限りを尽くしていきます。そして、とうとう警察に捕まり、懲役14年の刑に処されてしまいます。しかし、政府との取り決めによって、刑期を短くしてもらうために、特別療法の被験者になるという内容です。

映画『時計じかけのオレンジ』のあらすじ(ネタバレなし)

主人公のアレックスは、ドルーグと呼ばれる不良仲間たちと共に、夜な夜なロンドンの街で暴力を振るっていました。そして、郊外にある作家の家に押入り、作家の目の前で妻に暴行を働きます。そのように乱暴の限りを尽くすアレックスですが、仲間の裏切りによって逮捕されてしまいます。その結果、懲役14年の刑が言い渡されます。おとなしく刑に服していたアレックスですが、内務大臣の勧めにより、ルドヴィコ療法という治療の被験者に立候補します。そのルドヴィコ療法によって、アレックスはどうなってしまうのか、というストーリーです。

映画『時計じかけのオレンジ』のみどころ

「時計じかけのオレンジ」は、スタンリー・キューブリックの狂気を実感できる作品です。作中には純粋な暴力など、人の悪意ある行為が数多く登場します。それでいて、背景で流れるのはクラシックという不気味な仕上がりとなっています。また、ナッドサットというオリジナルの言語も登場します。それによって、独特のセリフ回しとなっています。そのような奇抜な要素が数多く詰め込まれているため、不快に感じる人も少なくありません。しかし、強い魅力を感じた人が大勢いるのも事実です。そのため、自身がどちらなのか、確かめるためにも視聴してみると良いでしょう。

映画『時計じかけのオレンジ』の解説

「時計じかけのオレンジ」は、1971年に公開された映画です。同名小説が原作ですが、原作の時点で、作者が「危険な本」と称するほどの作品です。その小説を、見事に映像化してあります。そして、近未来が舞台でありながら、人が持つ本性的な悪意がテーマとなっています。そのテーマが、公開当時、大勢の人の心を掴みました。その結果、220万ドルの製作費に対して、興行収入が2600万ドルという莫大な額になっています。また、暴力がテーマでありながら、文化的や歴史的に重要ということで、アメリカ国立フィルム登録簿に登録されています。

映画『時計じかけのオレンジ』の感想

「時計じかけのオレンジ」は、現代でも名作として挙げる人が多い映画です。そして、賛否両論ある作品ですが、実際に視聴してみないと、その良し悪しはまずわかりません。そのため、映画が好きな人は、視聴しておいた方が良いでしょう。

映画『時計じかけのオレンジ』の登場人物・キャスト

アレックスマルコム・マクダウェル
ディムウォーレン・クラーク
ジョージ―ジェームズ・マーカス
ピートマイケル・ターン
老人ポール・ファレル
ビリー・ボーイリチャード・コンノート
ミスター・フランクパトリック・マギー
ミセス・アレクサンダーエイドリアン・コリ
キャットレディミリアム・カーリン
デルトイドオーブリー・モリス
トムスティーヴン・バーコフ
バーンズマイケル・ベイツ
刑務所の牧師ゴッドフリー・クイグリー
女医マッジ・ライアン
ダッドフィリップ・ストーン
ママシェイラ・レイナー
ジョークライヴ・フランシス
フレデリックアンソニー・シャープ
精神科医ポーリーン・テイラー

映画『時計じかけのオレンジ』のスタッフ

監督スタンリー・キューブリック
脚本スタンリー・キューブリック
原作アンソニー・バージェス
製作スタンリー・キューブリック
音楽ウォルター・カーロス
撮影ジョン・オルコット
編集ビル・バトラー