映画『ミリオンダラーベイビー』あらすじ(ネタばれナシ)・みどころ・解説・感想

日本では2005年5月28日に公開された映画『ミリオンダラーベイビー』。

この記事では、映画『ミリオンダラーベイビー』のあらすじ(ネタばれナシ)・みどころ・解説・感想をご紹介します。

年老いた男性トレーナーと、ボクシングに夢を抱く若い女性が出会い共に勝利を目指して歩み始めるストーリーを描きます。
紆余曲折しつつも確実に勝利を重ねてゆきますが、ある試合で女性は致命的なダメージを負います。
その後女性は絶望し、男性トレーナーにある願いを頼みます。
男性トレーナーはその頼みを受ける事が出来るのでしょうか。

映画『ミリオンダラーベイビー』のあらすじ(ネタバレなし)

マーガレット・フィッツジェラルドは、自分を愛してくれた父親が亡くなってから孤独な人生を送っています。
住む家はボロボロのトレーラーハウスで、家族愛とは無縁の生活です。
ある日彼女は自分の価値を見つけたいと考え、ロサンゼルスのボクシングジムを訪ねます。

そこで年老いたフランキー・ダンと出会います。
不器用で家族にも見放された寂しいフランキーは、弟子にして欲しいと頼むマーガレットを疎ましく思っていましたが、彼女の熱意に押されコーチを引き受けます。

2人は順調なボクシング街道を勝ち進めますが、ある試合でマーガレットの選手生命が絶たれます。
絶望したマーガレットはフランキーに安楽死の手伝いを頼むのでした。

映画『ミリオンダラーベイビー』の解説

2004年にアメリカで公開されたヒューマンドラマです。
クリント・イーストウッド監督の代表作でもあり、第77回アカデミー賞では、作品賞、監督賞、主演女優賞、助演男優賞と主要な4部門に輝いた作品です。
ボクシングに挑むヒラリー・スワンクは元々運動神経が良く、ジュニア時代には水泳でオリンピック選考会にも出ています。
撮影前のトレーニングでは、本物のボクサーとの対戦も重ね、スパークリングにも力を入れていました

作品のメインテーマが死にまつわるので、世間の評価は批判的な物もありました。
イーストウッド監督は、この批判に対して決して自信の考えを反映したわけでは無く、作品としてアメリカンドリームを描いたと話されています。

映画『ミリオンダラーベイビー』のみどころ

こちらの作品の見どころは、ヒラリー・スワンクの試合風景です。
アカデミー賞主演女優賞を獲得した事で既に証明されていますが、彼女がリング上で見せる姿はボクサーそのものの気迫で、手に汗にぎる映像です。

また、親子程歳の離れたマーガレットとフランキーの絆も注目です。
お互い家族愛に恵まれずにいた境遇から、心許せる相棒となってゆく様が描かれており胸が打たれます。
クライマックスに向かうにつれて、その絆が試される試練がやってきます。

フランキーが音信不通となっている実娘とマーガレットの姿を重ねる様子に父親の愛情を感じます。

映画『ミリオンダラーベイビー』の感想

孤独な環境が人を荒んだ心にしてしまうのかという事と、そこから立ち上がるにはやはり人との繋がりが大切なんだなと感じました。
心で通じ合えば年齢や男女の違いなど大した事ではありません。
フランキーがマーガレットを想う気持ちは、相棒であり娘の様であり不器用ながら大きな愛で溢れていました。

映画『ミリオンダラーベイビー』の登場人物・キャスト

フランキー・ダンクリント・イーストウッド
マギー・フィッツジェラルドヒラリー・スワンク
エディ・“スクラップ・アイアン”・デュプリスモーガン・フリーマン
デンジャージェイ・バルチェル
ビッグ・ウィリーマイク・コルター
ビリールシア・ライカ
ホーヴァク神父ブリアン・F・オバーン
ショーレル・ベリーアンソニー・マッキー
アーリーン・フィッツジェラルドマーゴ・マーティンデイル
マーデル・フィッツジェラルドリキ・リンドホーム
オマーマイケル・ペーニャ
ビリーのマネージャーベニート・マルティネス
ミッキー・マックブルース・マックヴィッティ

映画『ミリオンダラーベイビー』のスタッフ

監督クリント・イーストウッド
脚本ポール・ハギス
原案・原作F・X・トゥール
製作ポール・ハギス
トム・ローゼンバーグ
アルバート・S・ラディ
製作総指揮ロバート・ロレンツ
ゲイリー・ルチェッシ
音楽クリント・イーストウッド
撮影トム・スターン
編集ジョエル・コックス